Melko

死霊館のシスターのMelkoのレビュー・感想・評価

死霊館のシスター(2018年製作の映画)
3.3
「死ね!このフランス野郎!」
「俺はカナダ人だ!」

貴重なフライトの間の映画、どうしてこれをチョイスしたのかわからないけど、見やすそうなちょうど良いランタイムとパッケージのビジュアルに惹かれて。
日本語吹き替えで鑑賞

ビックリお化け屋敷って感じで、ありとあらゆる方法と角度から見てるこちらを驚かせてくる仕様。
マリリン・マンソンにそっくりな画面のシスター 「ヴァラク」は結局のところ、悪魔ってこと?

色んなドタバタやミステリー要素ありつつ
終生誓願前のシスター アイリーン、バーク神父、フランス男フレンチーの3人がインディ・ジョーンズばりに悪魔というかなんだかよくわからない怖いものに襲われまくる後半。
悪魔と、それが作り出す幻影がどうしても出現時のインパクトで出オチ一発な感があり、物語自体の緊張感としては微妙なところ。悪魔とのバトルも暗すぎてよく見えない…

ラスト、終わらぬ戦いと苦しみには少しゾッとしたけれど、結局のところ、心の弱さや迷いが色んな不調や不幸の原因なのだろうか
物語からすると、祈りは無意味ということになってしまうのでは?
続編もあるようだけど、どうなのだろうか。
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