ふっくー

死霊館のシスターのふっくーのレビュー・感想・評価

死霊館のシスター(2018年製作の映画)
3.5
死霊館シリーズ最新作にして、5作目。
時系列では
「死霊館のシスター」
「アナベル 死霊人形の誕生」
「アナベル 死霊館の人形」
「死霊館」
「死霊館 エンフィールド事件」
となる。
今作は「死霊館 エンフィールド事件」でその存在が明らかになった、悪魔の修道女ヴァラクの起源が描かれることになる。

1952年のルーマニアの修道院で、ひとりのシスターが自らの命を絶つ。不可解な点の多い自殺に教会は、バーク神父と見習いシスターのアイリーンを修道院へと派遣する。ふたりはこの事件を追うに連れ、この修道院に隠された秘密とともにいまだかつてない恐怖の元凶・悪魔のシスター、ヴァラクと対峙することとなる。果たして、この修道院に隠された想像を超える秘密とは???

待ちに待った死霊館シリーズで、ようやく見に行くことが出来ました!IMAX版で見たので、素晴らしい音響と恐怖の世界でした!
ヴァラクの起源が、描かれるのだけど、前作のアナベルシリーズに比べて、また違った雰囲気とゴシック調を生かした不気味な雰囲気で、一味違う怖さを楽しむことが出来ました。
主演のアイリーン役のタイッサ・ファーミガという女優さん。なんと「死霊館」の2作品でロレイン・ウォーレンを演じたベラ・ファーミガの実の妹ということに驚き。めっちゃ美人な女優さんです。

薄暗い修道院というワンシチュエーションスリラーで、ありながら、後半にかけてのヴァラクとの対峙はなかなか迫力があり、クライマックスには死霊館へと繋がるシーンも盛り込まれており、今回は製作総指揮に回ったジェームズワンのシリーズを生かした「繋がり」がとても自然で流石でした。
このシリーズはウォーレン夫妻が絡むとやはり話の軸がぎゅっと閉まるといいますか、まとまりますね。

死霊館ユニバースはこれからも「アナベル」の3作品目や、エンフィールド事件で少しだけ出てきた「へそ曲がり男」のスピンオフ作品もやるとの噂なので、これからも目が離せません!!!
ふっくー

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