シュトルム凸映画鑑賞記録用改め

コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)のシュトルム凸映画鑑賞記録用改めのレビュー・感想・評価

3.9
久々のコードギアス、楽しかったです。亡国のアキトなどとは違って、本編リメイクなので、やはり楽しさが一つ頭飛び抜けている。
本作の新鮮さは、人をチェスの駒のように操る普通のアニメなら悪役的なキャラクターのルルーシュが主人公で、それに対して否定的な理想主義者をライバルのスザクとして配したことにある。
結果として、ルルーシュの作戦の邪魔ばかりするスザクうぜええええ(笑)
でも、ルルーシュが悪役になってしまわないのは、このうざいスザク(ウザク)への友情と冷徹な作戦判断の狭間で、人間としての葛藤に苦しむ姿があるからです。
今回メインヒロインのC.C.との交流が増量されてる感じ。サブヒロインのシャーリーやカレンとの絡みはやや少なめ。

余談ながら、往年のTRPGファンには、扱いの難しかった魔法「ギアス」(ダンジョンズ&ドラゴンズの時代からある)をここまで有効活用してくれることにも楽しさを感じられますね。