でしょうかな

ヴェノムのでしょうかなのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
3.3
正義感溢れる記者のエディは、新進気鋭のライフ財団が人体実験で死人を出していると聞いて追及するも、その結果自分はクビになり、恋人からも振られてしまう。自暴自棄になるエディにライフ財団の内部告発があり、そこでエディは地球外生命シンビオートの存在を知る。

ヴェノムは怖くないよ!むしろ萌えキャラだよ!という話は聞いており、観たところ、確かに怖くはないが、緊張感に欠けるなあと。あと話が急すぎる。
前半ではエディのダメダメっぷりとシンビオートの恐ろしさがじっくり描かれ、中盤、エディとヴェノムが出会ってからの怒涛のアクションと多少のお茶目さが楽しくなってくる。しかし後半、ライフ財団のボスと戦うところは微妙。そもそもこのボスにあまり魅力を感じないし、ボスに取り付いたライオットも、ヴェノムが滅茶苦茶強いと言っていただけで、実際には主人公バディが追い詰められた感じがあまりしなかった。攻撃にそこまでパターンも無いし。その辺りで、ヴェノムがエディが気に入ったと伝えるが、この感情の進行がいまいち釈然としなかった。同じ負け犬っつったけど、ヴェノムがどう負け犬なのかよく分からんがな。ラストも茶番臭くて嫌い。
でしょうかな

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