ハリー・ディーン・スタントンの遺作と知って身に行きました。
行って驚いたのは、監督がジョン・キャロル・リンチ(「ファウンダー」のだまされる気の毒な兄弟のお兄さん)
ハリー演ずるラッキーの友人に、泣く子も黙る、デヴィット・リンチが俳優として参加していて椅子から転がり落ちそうに。
ハリーといえば「パリ、テキサス」
あの彼のその後として、ハリーの生きてきた道として見てしまいました。
もっとほのぼのとしたものかと思えば、死生観溢れた哲学でしたね。
長く生きてきたからこその死生観、ただの頑固じいちゃんなのかと思えば味わいある言葉たち。
いつもの習慣、いつもの仲間・・・
それは永遠ではない、生を毎日削ってからの死があるんだね。