志麻凛

テリファーの志麻凛のレビュー・感想・評価

テリファー(2016年製作の映画)
3.5
背が高くて細身なピエロ姿の人が居たら、写真を一緒に撮らずに、直ぐに家へ帰りましょう

《所感》
前情報無し、パッケージにいるピエロキャラと名前に惹かれて視聴。視聴前は『ハッピー・デス・デイ』のように、猟奇的な敵から逃げつつ目的を達成するのか?それとも、どこかの館に迷い込んで脱出不可になってしまい、そこに猟奇的な敵が出てきて逃げ回るのかな?思いました。でもグロ少なめで。そして視聴を始めたら、あれれ?おかしいぞ?めっちゃグロくてグロくて、カロリーが高そうな作品だな…と思い、その思いの発端は当たっていて『ファイナルデスティネーション』シリーズよりも何倍もグロくて途中で“停止ボタン”を押してしまいました。そしてネットで、まさかこれはR18か?と思い調べたら、本当にそうでした。R18の作品は、視聴するのが初めてだった為、R15との格差が激しかったです。そして呼吸を整えて、“再生ボタン”を押して視聴を再開しました

内容として“グロ”が全体を占めていて、中身は全くありません。内容の薄さをグロで打ち消している、これは上手いね。グロが得意な人は、中身薄!って思うけど、グロが苦手な人は、グロ濃!ってなる、この度胸試し感が私に刺さりました。私自身、中間色の人間なので、グロが平気な時と無理な時があります。同じグロでも、人間ではなく動物にやっていたら、……となります

ぬいぐるみ?の人形を子供として扱っている女性がたけど、あれも猟奇的程では無いけど、狂気的でした

今作自体、テンポ感は、そこまで悪くなくて見応え抜群で楽しかったです

《最後に》
今度から、『タラ』って言葉を聞いたら、この映画を思い出しそうです
志麻凛

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