8月下旬かな?観てたけど記録してなかった。
キャラクターの命の扱いが軽くてゴミのように消えていくし、残酷なゴア描写もいとわない、ものすごい攻めている。そもそも冒頭から、こんなのありかのプランBに驚く。どんだけ使い捨てなんだよって。
その一方で超脇役ドライバーの名前にこだわったり、あの男がメンバーと一緒についてきてウロついてることに覚えた違和感をちゃんと回収してくれたことに思いがけない感激があったり、ブラックでありながらユーモアを交えた描き方が大好き。
このえげつなさと遊び心は、絶対にMCUやディズニーにはできないDCならではという強みかもしれない。
言葉通りのスーサイドメンバーが横一列に並ぶ冒頭の背景は国旗、後半の本隊メンバーと対になっているようで、毒のある政治的な風刺を絡めながらもエンタメとして仕上げているところに工夫を感じる。
B級感満載の不謹慎なダークコメディ調でありながら、はみ出し者たちのシリアスなバックグラウンドを混ぜてキャラクターを存分に生かしているので大きな敵に立ち向かう爽快感が残る。