みかん

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のみかんのレビュー・感想・評価

3.0
MCUの中でも大好きなガーディアンズを手掛けたジェームズ・ガン監督作品となれば、いつかは見たいと思ってた本作!

DCEUはアクアマンしか見たことなかったから、いきなり見て大丈夫かなと思ったけど全然問題なかった。
ストーリー展開もビジュアルも、キャラクター性も、すべてがコミック的!

ただ、個人的には圧倒的にガーディアンズの世界観のほうが好きでした。
比べるものじゃないけど、本作は全編通してノリがあわなかったなー。
ちょいちょい挟まるコミカルさや会話劇も笑えなかった。。。
キャラクターもハーレイ・クイン以外に惹かれなかったなってのが正直なところです。
マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインは美しいし可愛い!
情緒がヤバい危うさも良かった。
ただ、ハーレイ・クインも含め皆イカれてはいるけど良い奴ばっかだし、"極"悪人の集まりに見えないんよねー。
頭ぶっ飛ばしたり、銃ぶっ放したり、躊躇いもなく殺したり、やってることは悪だけど、コミック的にぶっ飛んだグロ描写は逆に残酷に見えない気がしました。
狂気さとか怖さは全然ないです。

DCEUに組み込まれてない「JOKER」や「THE BATMAN」の雰囲気が大好きだったのでよりそう思うのかも。
ダークナイトもそうですし、これらの作品のカリスマ性すらある悪のダークな雰囲気はMCUより徹底してるし、DCの魅力の一つだと思ってる。
本作はそこまでなくても、コミカルさのなかでももっと悪に振り切ってるのかと思ってたからちょっと物足りなかったです。

MCUより下品でグロ描写も多め。
MCUは年々社会問題を重ねたストーリーやキャラクター作りがされているけど、DCEUはあんまそういうのないんかな。
MCUと同じ路線のものを求めてるわけじゃないので、DC作品の魅力ももっと知りたいなって思った。
そのためにも、他の作品もちょっとずつ見ていきたいです。

しれっとショーン・ガン とタイカワイティティも出演してましたね!
みかん

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