ギャグパートがブラックでナンセンスでふざけてるんだけど、思わず笑っちゃう。
それでいてハーレイのアクションはクールでキュートでハードなのにお花畑で、ちゃんと「らしさ」が演出されている。
クライマックスのラスボス巨大ヒトデとのバトルは、その絵面こそ昭和の特撮怪獣みたいでパッとしない(多分わざと)し、破壊しまくって派手さのみが目立つごちゃごちゃしたものだったのであまり好みではないけど、まぁ見せ場としては必要かなと理解はできる。
それよりもなによりも、とにかくジョークのセンスがキレキレで楽しめたので良しとしたい。
ヴィランがヒーロー然としているのは前作と同じなんだけど、違うのは勘違いや自分の正義を貫いた行動の結果、こいつは紛うことなきヴィランだよね？っていう演出がなされていた所。
早とちりで大佐を助けてくれた恩人たちを競いながら惨殺しちゃうところなんかが特にそれ。
そういうの大好き。
