ジェイコブ

ポラロイドのジェイコブのレビュー・感想・評価

ポラロイド(2018年製作の映画)
3.1
カメラを愛し、アンティークショップでアルバイトをしている女子高生バード。内気な性格で、同級生のコナーに想いを寄せているものの、いつも被写体に納めるのが関の山。そんな中、同僚からガレージセールで手に入れた70年代物のポラロイドカメラを譲り受ける。レアな掘り出し物を手に入れたバードは喜びのあまり、同僚、友人、そしてコナーと、撮っていく。しかし、そのカメラで撮られた人々が次々と変死を遂げていく。バードは出来上がった写真に不気味な影が写り込んでいることに気がつき、原因はカメラにあると勘づく。悲劇を食い止めるため、カメラの出所の調査に乗り出すバードは、そのカメラの所有者が殺人鬼であったことを突き止める……。
王道ホラーのお約束を守りつつも、熱や光に弱いという怨霊の設定をぶれずに描いている。機転の利いた倒し方も中々良い。だが、ありふれている内容ではあるため、他に埋もれてしまいそうなのが残念。