ジェイコブ

アクアマン/失われた王国のジェイコブのネタバレレビュー・内容・結末

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

前作でアトランティスの王として君臨したアクアマンことアーサー・カリーは、王として過ごす日々を退屈に感じつつも、子育てに唯一の楽しみを見出し充実した日々を過ごしていた。そんな中、アクアマンに恨みを持つブラックマンタが、氷河に眠る古代の海底王国を訪れていた。そこで邪王の魔術に魅了された彼は、古代の技術を用いてアトランティスを襲撃する。強大な敵を前に成す術もなく倒されたアクアマンに対し、評議会の間では不信任決議が採決されようとしていた。窮地に立たされたアクアマンは、かつて自ら投獄した宿敵の弟オームの手を借りるため、彼を脱獄させることを試みるが……。
DC映画最新作。監督は前作に引き続きヒットメーカーのジェームズ・ワンが務めた。ホラー映画で名高い監督なだけあって、クリーチャーや邪悪な王の作り、アクションにも非常に凝っていたのが魅力的。
肝心の内容だが、悪かったわけではないのだけど特段飛び抜けてもおらず、悪い意味でマーベル映画に寄ってしまっているのが残念なところ。前作のアクアマンが良かったから、もっと予想を超えてくれると期待しすぎたのが悪かったのかもしれない。ただやはり、もっとネタ要素を盛り込んでも良かったと思うし、これからの展開を期待させるようなラストもあって良かったのではないかと感じる。
しかし、ラストのおまけでオームが兄の影響を受けてバーガーを楽しむもイマイチ堪能できず、地上のエビをトッピングして満足する辺りは微笑ましく思えた笑