みや

攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULTのみやのネタバレレビュー・内容・結末

攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場上映された『攻殻機動隊ARISE』4部作の続きであり、『攻殻機動隊 新劇場版』へと繋がる前日譚。
生きている人間の電脳をハッキングするパイロマニアから、秘密を知るホヅミ大佐の頭部を草薙少佐率いる独立部隊が守り抜く。

4部作で描かれた電脳ウィルス『ファイア・スターター』を巡る内容だが、これまでの4部作に比べて非常に分かりやすい。
途中で置いてけぼりになることなく、最後まで楽しめた。
それだけで凄く嬉しい。
ファイア・スターターは次々と電脳を移り変わり、乗っ取っていく過程で進化していくものらしい。
最終的にファイア・スターターはクルツ中佐の手に収まった。
第1作目からもっと注目していれば良かった。
頭部だけのホヅミ大佐が非常にシュールで恐い。

大分ストーリーが展開したけれど、最初は4部作から一気に新劇場版が作られた、のかな。
今作を手助けにして、新劇場版も理解できることを祈る。

パイロマニアがCVつだけんさんで、かっこいいし妖しいし素適だった。
みや

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