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ドグラ・マグラのskm818のレビュー・感想・評価

ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)
3.6
難解な原作をざっと把握する目的で見に来たが…やっぱり難解過ぎた。途中結構眠い。
これ多分、事件自体はそんなに複雑じゃないのよ。でもそこに幻覚だとか先祖の残した絵巻物だの過去シーンだの教授同士の駆け引きだのが絡んであれこれややこしい構図になっちゃってるのよ(映画の演出もすごいが、多分原作自体があえてそうなってると思われる )。
これってあれよな、正木が狂気の(おのれの研究のためなら他人の犠牲は問わないタイプの )研究者で、一郎を犯人に仕立て上げようと画策してんだけど(そしておそらく若林は一郎の洗脳外しをしようとしていたのではないか )、一郎自身も微妙に狂っているという。鍬持って暴れた事件はおそらく事実なんだよなあ。
大教室のチャカポコの場面ワロタ。
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