ドグラ・マグラの作品情報・感想・評価

ドグラ・マグラ1988年製作の映画)

製作国:

上映時間:109分

ジャンル:

3.5

「ドグラ・マグラ」に投稿された感想・評価

GT

GTの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作読了済。
読むと頭がおかしくなると言われるほど奇怪で難解な小説の映画化だがかなり分かりやすく映像化されている(それでも難解だが)。上巻のほとんどを占める正木博士の長い論文もうまく要約されしかも面白く演出されているしチャカポコで有名なキチガイ地獄外道祭文のシーンもあり原作の見所は大体抑えられてると思う。
正木博士の人選も良かった。禿げた頭に長い口髭ハスキーで甲高い声に飄々とした喋り方はまさに原作のイメージぴったり。滑稽な風に見えながらどこか不気味な感じが独特な雰囲気を作り出していた。
あのドグラマグラの映画化ということなのでやはり実験的で奇妙な演出も多く楽しかった。個人的に好きなのがアンポタンポカン博士の演説シーン。正木博士が乱入してチャカポコをするシーンは明るく狂っていて最高だ。
あとBGMも好き。実験音楽のような人を不安にさせる音楽で映画を盛り上げる。中華風な音楽が特にすき。サントラがないのが悔やまれる…
幻覚なのか現実なのか?二重にも三重にも重ねられてて混乱を楽しむ話でした。半々理解できてないですがw気味悪さ抜群🎶桂枝雀の「ドハハハハハハ」な笑い声が気味悪さ増幅させる😂教室であほだら経唄いながら乱痴気騒ぎぽくなるシーン好き❤それにしてもQ大てやっぱりなんか怖いイメージ😅小説も面白そうなので読んでみます◎
要塞

要塞の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

若林博士がモヨコの替え玉を作るシーン、原作読んでもわからなかったのだけど、呉一郎に殺されたんじゃないの?

本読んでてイメージしてた通りの映像が見れて良かった!
skm818

skm818の感想・評価

3.6
難解な原作をざっと把握する目的で見に来たが…やっぱり難解過ぎた。途中結構眠い。
これ多分、事件自体はそんなに複雑じゃないのよ。でもそこに幻覚だとか先祖の残した絵巻物だの過去シーンだの教授同士の駆け引きだのが絡んであれこれややこしい構図になっちゃってるのよ(映画の演出もすごいが、多分原作自体があえてそうなってると思われる )。
これってあれよな、正木が狂気の(おのれの研究のためなら他人の犠牲は問わないタイプの )研究者で、一郎を犯人に仕立て上げようと画策してんだけど(そしておそらく若林は一郎の洗脳外しをしようとしていたのではないか )、一郎自身も微妙に狂っているという。鍬持って暴れた事件はおそらく事実なんだよなあ。
大教室のチャカポコの場面ワロタ。
小説と違い完全な一人称になっていないのが残念。
小説では主人公が認識した事象のみが描かれ、その結果作品全体を通した幻惑的なミステリが成立しているのだから、冒頭の外から映した病院のシーンは100%余計なものだった。
その他の映像やシナリオは良く出来ている分重ね重ね残念。
ニャー

ニャーの感想・評価

2.3
( ;-`д´-)💭プスプス...。
自分の理解力のキャパを超えました。
大まかなトコは分かったけど、深いトコが理解出来てません。
何を見せられたんだろか?今の時間は何だったんやろか(´ε`;)イミプー
作品に関しての情報はほぼ無いのでスルーしてもらって構いません(´・ω・)アシカラズ

必死に眠気と闘いながら最後まで見たが、意味が分からなかった。
どうしよう、謎過ぎて書く言葉が思いつかん…。
とにかく、遺伝子レベルで先祖の思考が刷り込まれてるって事なんだろかw
分からにゃーい(๑•́ㅂ•̀๑)
自分には不気味なだけの印象しか残らなかった。
ただ、古臭い映像が良かったのと、"一郎"がどことなく"二宮和也"に似てるな♪って事ぐらいしか残らないッスw
「テルマエ・ロマエ」のハスキーボイスのじいちゃん出てるやんw
この時代からじいちゃんは全く変わらずじいちゃんやったね~
主役の"松田"君?は「もののけ姫」の"アシタカ"の声をやってた事に驚いた!
俳優よりも声優の方に力を入れてるんやね♪

一時期フォロワーさんの間でなにやら盛り上がっていたので気になって見て見たが、自分にはサッパリでした。
お好きな方には申し訳!
奇怪な雰囲気な非常に興味深かったが、終始意味不明

登場人物の方の演技力は素晴らしかったです!
いその

いそのの感想・評価

2.8
雰囲気もの。シナリオの内容は理解してるとはいえないけど、色々刺激がもらえる。嫌いじゃない。
みそ

みその感想・評価

2.0
原作の上のみ読んで、はて?と思い映像で見たらわかるかなと思って鑑賞。

結局、はてさて?という結果で、
残念ながら理解できなかった。

でも、原作を読んで感じた奇妙な淀んだ空気感は同じのように感じた。
夢野久作の奇書「ドグラ・マグラ」の映像化。
アングラ演劇のようなエキセントリックな演出や、
「キチガイ」連呼や脳髄投げなどの危なすぎる脚本、
正木博士の見事な狂演技など、
大凡映像で出来る限りは「ドグラ・マグラ」の雰囲気を抑えている。

尤も、原作を上下巻の長編にせしめた死ぬほど長い論文は、
流石に映画の中では再現しきれていない。
再現されたら尺がこれでは済まないうえ、
そもそも朗読劇のような映画になるだろう。
いっそその方が「ドグラ・マグラ」らしいともいえるが、
いくら原作を再現されても見る事そのものが苦痛な映画になりそうだ。
このくらいが手ごろな見やすさだっただろうと思う。

順番に崩されていく主人公・呉一郎の認識や、
そもそもこの物語自体が作中での事実を描いた物なのかさえ謎な構造など、
原作を読んで漠然と感じたストーリーの流れは抑えていた。
それをかなりわかりやすく纏めている(それでもわかりづらいかもしれないが)し、
何より映像として面白おかしく映しているのはやはり見事。
桂枝雀の演技も「面白おかしく」を手伝っていたものの、
主人公の松田洋治も「家族ゲーム」同様に味のある演技だったし、
これ一本しか出ていないモヨ子役の三沢恵里も随分と可愛く存在感があった。
大正・昭和初期の狂った時代性や、80年代特有の「ブツクサ演技」と当時女性特有の可愛さが、
なんとなしにマッチしていたような映画でもあったと思う。
この時代だからこそ生まれた「ドグラ・マグラ」の形だったのかもしれない。
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