さっちん

祈りの幕が下りる時のさっちんのレビュー・感想・評価

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)
4.0
こちらでの評価が高く、号泣されてる方も多いとのことで、気になってた今作、やっと観に行けました。


そして、後半は、私も例にもれず、涙腺崩壊。(T . T)

ドラマの新参者シリーズは観たことなくて、「麒麟の翼」と今作と、映画化作品のみ鑑賞。(シリーズのファンの方、なんかスミマセン。)
元がドラマということで、ちょっと豪華なスペシャルドラマでもいけそうな作品……という気がしなくもないけど、周囲のすすり泣きの声を聞いて更に涙腺ゆるむ〜という観客間の一体感は、やはり劇場に足を運んだ人だけが味わえる感覚なので、仕事の疲れを引きずりながらも、映画館へGo!して良かったと思いました。^^;

内容は、複雑に色んな事件や人間関係が絡み合う中で、謎が徐々に解き明かされていくところが「これぞミステリー!」という感じで面白く、そこからのボロ泣き状態なので、日頃の疲れやストレスが溶け落ちたみたいで、鑑賞後はかなりスッキリしました。^^;

なんというか、上手く言えないけど、観てるこちらが打ちのめされてしまうような、理不尽すぎて納得いかなくて胸糞悪くて悲しすぎて辛すぎて……って、そこに印象が残りすぎる作品だと、どれだけ号泣しても、このスッキリ感は得られないのだけど、泣けるシーンでのオーバーすぎるくらいの音楽の盛り上げ方とかに作り物感が漂ってる分、逆に気持ちよく泣くことが出来て満足出来ました。^^;

ただ一つ、誰かバレないように(?)後ろ姿での名演技をされている方が特徴的すぎて、速攻誰かわかったので、もっと謎めかせてほしかったな……とちょっぴり残念。
でも、個人的には「バレバレやん!」と笑えたのでそれも良しです。(´∀`)
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