常に刺激を求めお化け屋敷に通いつめるジョー。
そこでたまたま知り得た、依頼人の求める恐怖を提供するという会社フィアーインク。
映画好きの彼が求めるホラー映画のシチュエーションでの恐怖が、彼の知らない間に始まっていた。
まず展開が遅い。
逆玉のジョーの家に遊びにきた親友夫婦とのノーテンキなパーティーが延々と映し出されて、ドッキリがなかなか始まらない。
しかもやっと始まっても、ジョーがやたらベラベラと喋りまくるばっかりで、これもなかなか進まない。
進行が最悪なだけならまだしも、展開さえもつまらない。ホラー映画的ドッキリからその後に始まる本当のドッキリオチまで、先が手に取るように読める。
流石にラストの大オチまでは読めなかったけど、だからといって意外性を感じたわけでもなければ面白味を感じることもない。
誰にでも思いつくけど普通はやらない、そういう類の大オチ。
だってそんなんやったってつまらないから。
よくこんなつまらない展開で作品つくったよ、ホント。
誰か止めるヤツいなかったんか…。
致命的なまでに脚本がつまらない、その一言に尽きる映画。
これ観るならスターどっきりマル秘報告観てた方がまだましだよ。