このレビューはネタバレを含みます
音楽と青春。ドラムラインの迫力を堪能。
マーチング・バンドの強豪・A&T大学を舞台に、音楽特待生としてスカウトされた才能豊かな青年を軸とした作品。
マーチングなら日本でも通ずるものは勿論あると思うが、ドラムラインというもの単体では日本ではないのかな?
ラップやダンスでバトルするような演出がドラムラインでもあったが、国民性が出ているなぁと感じました。
ストーリーそのものは正直普通かなと。
テクニックや演出を楽しむということに関しては意義が十分にあると思うけど、脚本的には意外性らしいものもなく、予想したとおりのものが一通り繰り広げられて幕を閉じてしまっている。
主人公以外にもスポットを当てたりもしているが、ほぼ蛇足と感じてしまうくらいに薄かった。
マーチングの部分はしっかり見応えあり。