噛む力がまるでない

クワイエット・プレイスの噛む力がまるでないのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
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三幕構成を崩してるのが珍しいし、成功してると思う。
はじまってすぐ、「静かにせねば」と画面の向こうのキャラクターたちに同調し、共犯関係がスピーディーに出来上がる。そのまま心地のよい緊張感が続くので 、(結構うしろに置かれた)ストーリーの切り替わりまでダレない。ヤマ場も全員に活躍があり、家族の物語としてもキュッとまとめてる。90分で。
満足度がすこぶる高い。快作。

マーカス役のノア・ジュプくん。「ワンダー」の時も思いましたけど、すごくいい顔しますよね。将来楽しみ。