松原慶太

さようなら、コダクロームの松原慶太のレビュー・感想・評価

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)
3.3
主人公はレコード会社を首になった音楽プロデューサー。著名なカメラマンだが余命わずかな父親と、その看護婦をのせて、世界で唯一コダクロームフィルムを現像しているカンザス州のカメラ屋まで旅するロードムービー。

世界でたった一箇所だけコダクロームフィルムを扱っていたカンザス州のカメラ屋というのは実在する店で、そこがすこしおもしろい。

ただ、そもそもフィルムを郵送すれば済むし、直接行くにしても飛行機に乗ればいい話で、ロードムービーを成立させるための設定がややご都合主義(フィルムが届くかどうか心配性で、かつ飛行機もキライ、みたいな)。

全体にいろいろご都合主義的な展開が目立つものの、エド・ハリス(「ライトスタッフ」)のクレージーな父親がさすがの存在感で、物語をグッと締めている。