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セブン・シスターズの708のネタバレレビュー・内容・結末

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハスキーヴォイスのノオミ版SFアクションおそ松さん。まぁ、おそ松さんは6人ですけど。

少子化政策が施行されている近未来に生まれた七つ子姉妹。カレンというひとりの人物になりすまして30年隠れて生き延びてきたものの、2073年のある日、それが政府にバレたことによって大変な事件に巻き込まれる…というストーリー。

まぁね、ツッコミどころがかなりあるのはわかりますが、ひとりで七つ子の7人&カレンを演じ分けたノオミ・ラパスの演技の凄さが遥かにそれを超えちゃってて、もう、そんなのどうでもいいくらい超面白かったです。

これってどうやって撮ってるんだろうってシーンの連続。まぁ、ダブルボディを使うとかCG加工しているんだろうけど、それにしても姉妹ひとりひとりを演じて撮影するのは、時間的にも労力的にもかなり大変だったんじゃないでしょうか。ノオミは演じ分けるために、聴く音楽やつける香水をそれぞれ変えて、イメージングで役づくりもしたんだとか。

途中から薄々、え?もしかして「月曜」が裏切ってるんじゃないの?と思ったとき、「What happend to Monday 」という原題をふと思い出して、確信に変わりました。アクションシーンもかなりあるのですが、ラストでは生き残った「水曜」が「月曜」と対決。ノオミがノオミと取っ組み合いバトル。え?どうやって撮ってるの?って、そっちのが気になって仕方がありませんでした。

七つ子がMonday、Tuesday、Wednesday…と曜日の名前をつけられているのですが、字幕だと「月曜」「火曜」「水曜」と日本語になってて、名前なのにどうして「マンディ」「チューズディ」「ウェンズディ」じゃないの?って一瞬思ったものの、カタカナ表記の英語よりも日本語の方が瞬時に理解できるからでしょうね。
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