原題はやっぱり
ダブルミーニングなんだろう。
月曜日に何が起こったか？
Mondayに何が起こったか？
だとしたら、上手いな。
これ以上のタイトルないよ。
セブン・シスターズもいいけど、
僕は原題のWhat happened to
Monday? の方が好きでした。
この原題を知ってすぐに60年代の傑作
（ジェーンに何が起こったか？）を
思い出して（タイトル意識してんのかな？）
あの映画がかなりインパクトのある作品
だったので、もう最初っからスリラーを
ガッツリ観るつもりでいたので、
充分楽しめました。面白かったです。
前半は心理的なサスペンス。後半は
アクション多めのSFスリラーでした。
前半は前半で好みでしたが、
前半から想像できない中盤以降の展開も
見応え充分でした。
SFでサスペンス要素やスリラー要素が
ある作品って、頭を使うんですけど、
無理に全部理解しようとはしません。
このあたりのバランス感覚が観る側も
難しい。多い情報量をそのまま
受け止めてしまうしと、楽しめないし、
その逆だと、置いてけぼりになる。
そういう時は、演者にフォーカスする。
今作でいうノオミ・ラパス。
七役を本当に自然に演じていた。
どんなに荒唐無稽な設定でも
演者の熱演があれば充分引き込まれる。
ノオミ・ラパス。それぞれの役でしっかり
キャラクターの苦悩や葛藤を表現していた。
僕は二卵性の双子なんですけど、
もちろん七つ子とは違うんですけど、
僕の場合、男女だったので、
優先されるのは、いつも妹でした。
親からしたら、そんなことは
ないんですけどね、きっと。
ケーキのイチゴとか、
遊園地の乗り物の座る位置とかね笑
だから後半、あるキャラクターに
感情移入してましたねー、うん。
あと、やっぱり書こう。
同じ日に生まれた者同士は、
口に出さなくても、何を考えてるか、
わかると思うんだよね、実際は。
