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ワンダーウーマン 1984のもじゃのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.0
「女をからかうのやめてもらえる?」

DCコミックのユニバースからワンダーウーマンの2作目。ザック・スナイダー監督作品。女性戦闘民族の勇者ダイアナは文明を滅ぼす石を破壊できるか?

強い女性を描く作品。前作が第一次大戦だったので70年進んだ。バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいな映像。自分に欠けたものを望む心がヴィランを生む。誰もが憧れる人物にも厳しい現実あるのだ、というのがテーマか。
ガル・ガドットは相変わらず美しい。やったぜ。ちょっと落ち着いた雰囲気になった。クリステン・ウィグはパットしないところから変身していくが、もっと強烈に演出して欲しかった。マックスはただの人間じゃないか…
SASUKEみたいな冒頭の子供時代の後、序盤がなんだか冗長。複数のストーリーラインがあるけれど、事の起こりが遅いように感じた。状況は悪化していくが、なかなかヴィランとワンダーウーマンの戦いにならず退屈してしまった。金鎧はいつ取りに行ったんだとか、結局何と戦っていたんだとか、物語る上で色々欠けているような気がする。

ペース配分これでいいのかな?っていう作品。
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