うみんちゅ

カランコエの花のうみんちゅのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
4.0
吹奏楽部の女子高生の月乃。友達のサナは体調悪くて休んでたらしい。サクラちゃんが月乃のカランコエ色のシュシュ褒めてくれた。月乃のクラスで突然保健の先生のハナちゃんからLGBTについての授業が行われた。調子乗りの生徒が、他のクラスで行われてないことから、このクラスにおるんじゃないかって疑う。
てかこの生徒達、自然すぎる。演技してるとは思われへん。
調子乗りの生徒がハナちゃんに詰めるんやけど、LGBTの人達をキモイ呼ばわりしてることが気になる。また他の先生とハナちゃんが来て、このクラスにおるからその授業したわけちゃうって念押しする。だからこそ、このクラスにおるんやってなってまう。サナはその人が誰かを知ってるらしい。月乃も、誰か気になって聞いてまう。サクラちゃんが一緒に帰ろって誘ったら、月乃がちょっとどうしたらええかわからんくなってもうてる。サクラちゃんが打ち明けようとしたけど、言われへんかった。なんで隠しながら生きなあかんねん。カランコエの花言葉は「あなたを守る」。登校したら、黒板に"サクラちゃんがレズビアン"って書かれてた。サクラちゃん、普通にしてたのに、月乃が「サクラはレズビアンじゃない」って言うて黒板を消す姿を見て逃げ出してしまった。かまわれるのが辛いな。黒板にあれを書いたの、サクラちゃん本人やったのか。だからこそ、月乃のあの言葉は、意味が違うやろうけど辛かったか。翌日、サクラちゃんは来なかった。月乃は、守れなくて悔しいな。
エンディングは、サクラちゃんの恋バナなんや。ただただ恋バナしただけやのに。
あの授業したハナちゃんの判断は正しかったのか?授業することはもちろん悪いことじゃないけど、特定されへんためには、先生が他のクラスにもあの授業をしていかないと。そこまで見越して動けよ。

「恋話したいだけなのに」
おやすミッフィーちゃん。この後また次の作品でお会いしましょう、アディオス。

noteでもレビューをしています!
https://note.com/umintyu1018
うみんちゅ

うみんちゅ