しゅん

海を駆けるのしゅんのレビュー・感想・評価

海を駆ける(2018年製作の映画)
3.2
ファンシーな装いは見せているものの、『淵に立つ』『歓待』と同じ「侵入者」の話。見ようによっては完全にコントで、ディーンフジオカが生中継テレビに映ってるところで急にドア開けて部屋に現れるシーンの間とかが特にそれっぽい。後半の海のやつも笑ったしなぁ。
およそ30度ほど横にズレるカメラの動き方が印象深いですね。冒頭のカットから最後の追いかけるところまで、深田晃司は背中を撮る人だなぁと思った(『淵に立つ』もピアノを弾く背中からはじまる)。
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