ショウコ

デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ーのショウコのレビュー・感想・評価

3.4
(おすもうさんゴアスラッシャーがあったらいいのに💭)ってちょっと前に妄想してたんですけど近いやつに出会えてひとまず大喜びです👏

カニは素手でも解体できますがタコは道具が無いと難しい。この差は「固い部分があるかどうか」である。人体も同じで、もし骨が無かったら主人公の彼の様にステゴロで破壊するのは大変でしょう。頭を踏んづければ陥没するのだって骨が存在するからに他ならない。ぶにょんって元に戻っちゃうかも知れないし…(錯乱)
また逆関節をキめてそのまま肉ごとヘシ折るなどテコの原理を実感させてくれる点じゃ「トムヤムクン」と通じる殺人アクションです。その上ばっちりグロい💮

このゴアを実現させるお膳立てが極まってまして。❶元ボクサー❷元マフィア❸元クルマの解体業のグランドスラムってアンタ…。パンチで黙らせ、理論と技術で壊し、経験による容赦なさでトドメを刺すわけですね。でも特殊部隊に居ましたーとかより現実味ある気はする

内容は「成り下がりノワールバイオレンス」ってところです。カタギの仕事を失い、悪い世界に舞い戻り、失敗して投獄される。そしてマフィアに脅されて"最悪の刑務所"を目指す。
信号待ちのシーンが印象的で、主人公が選択という岐路に立っている事を表現しています🚥社会的グレードを上げるのは大変だけど落ちるのは簡単だよって事だな🤔



ただこの映画、死ぬほどテンポが遅い。主人公の「見た目の割に神経質な性格」とか「リアリティ抜群なマフィアのシステム」など描写が恐ろしく丁寧で、分かり辛い部分はひとつも無く、台詞よりも状況で理解させようとしてくれるのはありがたいんですがマジでダルい😪1から10まで貼り付いて撮ればいいってもんじゃないっすよ。監督さん、もうちょっと「省略」を考えた方がいいと思う

「トマホーク」で骨入れてくれないかなーと願ったら改善してくれたし、きっと次はテンポも見直してくれるに違いない(錯乱)
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