橘

ほえる犬は噛まないの橘のレビュー・感想・評価

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)
3.3
犬好きにはつらい映画です。冒頭に断りは入っててもさ……心配よ。。
犬食文化あるのは韓国だけじゃなくて東南アジアの国々もわりとそうだけど、韓国が有名過ぎて。どの国も滋養のために食べるみたいです。

ペ・ドゥナさんがいるだけでなんだかんだ良いです。ナチュラル系美人さんで表情豊かで好き…フードの紐そんなに絞らんでも、ってモジモジ君みたいになっててもかわいい。
お友だちも格好良い。サイドミラー折りや格闘に惚れ惚れ。あんなにダラダラしてても肌理整っててツヤッツヤで韓国美容パワーと思いました。
ボイラー・キム氏の話…さも「今作りました」みたいな話なのにちょっと引き込まれました。語尾に「イーン」とか適当過ぎる。
教授になりたい男の人がカラオケで歌ってるのがフランダースの犬の歌だって分からなかった…パトラッシュって歌詞まできてやっとわかった。メロディー滅茶苦茶やん。。


この映画も、這い上がれない階級差なんだなぁ。苦い。
光の具合と構図は今作も素敵でした。ポン・ジュノ監督の色彩はデビュー作から確立されてたんだな。
韓国の団地も「団地!」という感じで親近感湧きます。なんかこう、アメリカやヨーロッパは古い集合住宅でもアパートメントかマンションだなぁと思いますが、アジアは「団地!!」としか言えない建物があるなぁ。
韓国の日用雑貨店の類はああいう店内なのだろうか。店員の周りに品物ぎっしりみたいな、グエムルでも確かそうだった…なかなかですね。。
橘