バート・レイノルズ監督・主演の刑事アクション。
昔からTVで何度もやっていながら、なぜかこれまでちゃんと観なかったのでCS録画してようやく鑑賞。
オープニングはビル街の空撮から路上を歩くレイノルズにワンカットのままグングン寄って音楽はクルセイダーズの『ストリートライフ』! 地上のレイノルズを追うカメラに切り替わったところでランディ・クロフォードのヴォーカル・スタート!
これはカッコイイ! (他の映画の音楽をパクルのが得意なタランティーノが同じバージョンを『ジャッキー・ブラウン』で使用)
刑事仲間もチャールズ・ダーニングやブライアン・キース、バーニー・ケーシーなど、らしいメンバーが揃っており、殺し屋はヘンタイのヘンリー・シルバ!と期待値がかなり上がった・・・。
アレッ・・・。
様子がおかしい。
理屈抜きのスカッと楽しめる刑事アクションのハズじゃ・・・?
アクションもバイオレンスもユーモアもお色気も(言葉が古い)すべてが中途半端。
監督としての力量の問題?
80年代はもう低迷期なの?・・・残念。
レイノルズ主演の刑事アクションは、87分署のキャレラを演じた『複数犯罪』あたりは好きでしたが・・・。