2019年劇場観賞18作目。
字幕で。
大人になったルーザーズ・クラブが再びイットと対峙する話。
前作で気になっていたいじめっ子がどうなったかを補完したことは良かっただが、なにぶん尺が…尺が長い!!
約180分、イットに立ち向かうための思い出の品探し、という体裁で各キャラたっぷり掘り下げをする。
たしかに各キャラの思い出をめぐるエピソード、いちいち出てきて怖がらせてくれるイットのおかげで飽きることはなかったけど、こうして2021年にレビューするにあたってはほとんど覚えておらず、あらすじのサイトを見てようやく思い出す始末。
個人的にはベバリーが訪れるおばあちゃんの家の下りがとてもよかった。ベバリーが探索しているとき、カメラの端で早回しのような変に早いスピードで踊っててカメラから抜けていくシーンは怖っ!と思いながら爆笑してしまった。あのババアが1番強烈だった。端から写ってそのまま端に抜けていく塩梅も良かった笑
イットの正体については説明はしてくれるけど結局のことは、物理に干渉すんのか精神的なものなのか、幻なのかよく分からない。被害に遭う子供もいる中、主人公たちは何とか逃げ切れるその違いがよくわからない。
しかも倒すためのものをそろえていざ戦っても、結局別の方法を取るし、それじゃあ今までのは何だったんだ!となってしまった。
まあそん時は楽しめたからよしとする。恐怖の演出もどれも見劣りしないし、既視感もあまりなかった。
ノスタルジーとホラーをいっぺんに楽しむにはぴったりな作品。