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ALL YOU NEED is PUNK and LOVEのJINのレビュー・感想・評価

ALL YOU NEED is PUNK and LOVE(2017年製作の映画)
3.1
BiSH密着ドキュメンタリー。
BiSHに関してはボロフェスタで三年連続観ていて、その進化は客観的に目撃してる。
新生クソアイドルとしてBiSの土台に乗っかった形でデビューした時は破天荒さでは物足りなかったし中途半端に見えたけど、楽器を持たないパンクバンドを掲げて上昇気流へ。
徐々にメジャーのニオイも漂ってくるようになっていった。
特に、アイナ・ジ・エンドの歌唱力は大きい。
個人的に気になるのは、アユニ・Dとモモコグミカンパニー、そしてハシヤスメ・アツコの胸(笑)

この作品を観る上でポイントだったのは、BiSHのメンバー一人一人の魅力をどこまで引き出せるか?
と同時に、BiSHをよく知らない人が観ても鑑賞に耐え得るか? 
最初はやけに変な遠慮が見えてつまらなかったのが、徐々に監督の熱量が上がっていき、なんとか及第点という感じ。
ただ、ドキュメンタリーとしてそこまで面白かったかと言うと、う〜ん…ってことになる。

渡辺さんという人はさすが客観的にエンタメっていうのをよくわかってるな、と。
結局この作品はBiSHだけでなくエリザベス宮地監督のドキュメンタリーでもあった(笑)
改めてメンバーそれぞれ個性が強いイイグループやっていうのはわかったし、BiSH楽曲の中で『オーケストラ』のポジションがどれだけ重要な位置にあるものなのかも、なんとなくわかった。
まだ観てないけど、この作品は『劇場版アイドルキャノンボール2017』と対で観た方が良さそうである。
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