組体操が印象的な予告の男ノリとは反してアメリカでの評価が高かったので気になり観賞しましたが、やはり思っていたのとは違いました
良い意味で
やっぱり実話ベースの映画も必要だと思った
すいません今まで敬遠してて
隊員全体とまでは言わないものの、主要メンバーのドラマが堅実で素敵
後の展開によりマクドナンが入隊できる理由には納得だし、隊長の奥さんが隊長大好きすぎるのも納得
ダメ男が子供できて急に父親として頑張りだしちゃう話は無条件に好きなので、マクドナンの成長には泣かされました
親友のマックがまたイイんだよなーこれが
ジョックス的アメリカンなノリが割と全開な場面も多くて楽しい
それだけに事実が…
夢に向かい努力する男、娘のために努力する男、そして、山を守るため、国の宝を守るために闘う男…彼らには、近くにいる人間をも救い、助ける力がある
派手に盛り上がるような場面はないし、あまり描ききれていないキャラクターの方が実際多いので、クライマックスは案外アッサリと言えばアッサリですが、ど頭から、ずっと彼らの仕事を細かく描き続けているからこそ、地味でも確実に手に汗握る展開になっているし、マクドナンの独白に涙する
先を目指す勇気、這い上がる勇気
たとえ、恐ろしいものが目の前に立ちはだかったとしても、隣にいる誰かに、勇気を貰える
マクドナンが靴を買って返すとかあったら最高だったなとか、オープニングで出てきた親子のお面がクライマックスで再登場していたら涙ちょちょぎれたんだろうなとか、もっと良くなりそうなとこありますが、いやはや舐めてました！とっても良い映画でした！
