もしドキュメンタリー形式だったらまず観てないだろうなぁ。物語にしてくれてありがとう！
航空消火の水って、ヘリで民家のプール等から汲み取ったりするんですね📝でも主人公たちは水ではなく火を扱う。森林火災の進路を読み、茂みや木をあらかじめ伐採したり燃やしといて延焼を食い止める。江戸時代の火消しの破壊消防みたいなもんかな。シャベルで堀を作って防火線を設けたり知らなかった事ばかりです
最前線ではあるけれど直接消火するわけではないので炎のダイレクトな恐怖描写は薄め。人物背景、仕事への想いなどが長尺の大半をかけガッツリ描かれてる。隅々まで敬意が払われてました。命懸けだから子供はハナから作らない方針だったりハチに襲われたり。関係者あるあるなんでしょうね
ただ…これが長いんだ！遺族への配慮とか、ひとつたりともエピソードを削りたくない気持ちは分かるけど話がぜんぜん進まない。何もかも足し算で映画としては詰め込み過ぎか。あと「職業」として欠陥を感じた。こんなの民間でやる事じゃないよ
随所にドローン撮影が使われており、画が面白くて変化に富んでます🎥観てる側にとっても「燃料」としか思えなくなってくる広大な森林＆立ち向かう人間の小ささを表現するにはベストかも。三次元で位置を見せるにも適してるし、こういう空撮はどんどん増えて欲しい
