寿司

夜の大捜査線の寿司のレビュー・感想・評価

夜の大捜査線(1967年製作の映画)
3.8
アメリカ映画史に残る名作の1つ。
黒人差別が残るアメリカ南部で、地元の差別的な警察署長と、都会からやってきた黒人警察官が時に協力し、ぶつかりながら事件を解決する話。

主演男優賞を受賞したロッド・スタイガーの荒っぽいがどこか人間臭い署長と、シドニー・ポワチエ演じる知的だが無骨な捜査官の掛け合いが最大の魅力で、2人の演技が作品に活力を与えている。特にヴァージルの能力や熱量を徐々に認めていくスタイガーの演技は素晴らしかった。

ストーリーは言葉足らずのシーンが多々あり、なぜヴァージルはその考えに至ったのか、論理的に誰が何をどう考えていたかがわかりにくく、少し置いてけぼりになる。
音楽はブラックミュージックがベースになっていて素敵。
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