映画、静かに見なくても良いんだ!
小劇場で公開されたばかりのタイミングなのに連日満席なのに加え、もどかしい口コミばかりだったので観に行ったのを覚えているんだけど、狭い空間にぎゅっと見ず知らずの人たちが集まって、真っ暗な中みんなで同じものを観てゲラゲラ笑っているところに衝撃を受けた。
なんだこれ、楽しい!
鑑賞後は全員共犯のように新宿の街へ散って行き、そのもどかしさをSNSでなんとか共有していた。郊外の神社が新年の深夜だけひっそりと賑わうような静かで熱いお祭りだった。
この映画に限らず、発声OK・応援OK上映の意義も分かったし、映画体験としてすごく貴重な機会だった作品。