自分の世界を1ミリも変えたくない気難しい職人が、一人の女性によって自分の世界が揺らいでいく。
仕立てや食事の場面等は、所謂イギリスらしい気品溢れる上質な雰囲気で、見ていてウットリする優雅な映像美。
仕立て屋のウッドコックは、ミューズとして迎え入れていた女性に自分のリズムを少しでも乱されると、容赦なく捨ててきたスーパー神経質。
そこに表れる新たなミューズ、アルマ。
彼女も同じ道を辿るかと思ったが、とある禁じ手から二人の距離がまさかの接近。
しかし、接近してもまた上手くいかなくなり、このまま関係も終わるかと思いきや…。
二人にとっての落とし所は、え！そこ？というまさかのラスト。
まあ端から見たらおかしくても、二人が良ければそれでいい…、うーん、いや、それでいいのか？
でもやっぱりそれでいいのかも、とザワザワさせられた(笑)
