ウサミ

交渉人のウサミのレビュー・感想・評価

交渉人(1998年製作の映画)
4.0
アメリカのスリリングなサスペンスの王道って感じ。
最初から最後まで文句なく面白い。
サミュエルLジャクソン×ケヴィンスペイシーという贅沢すぎる味わい。
久々に観たけど、そういえばケヴィンスペイシーは僕の大好きな俳優の一人でしたわ。

そりゃ交渉人が立て篭もったら強いわな。交渉人なんやもん。
そのアイデアを見事に活かし作品の面白さに繋げていくのが良い。その上、サミュエルもケヴィンも両方今作のヒーローとして際立っている。

「交渉人」という題を引っ提げているが、スマートな会話劇や心理戦というよりは、スリリングな事件解決サスペンスに主軸。
シックな映画というより、分かりやすく真っ直ぐな作品を観たい時にオススメ!
140分という長尺を感じさせないほどの没入感があり、すごく楽しい鑑賞でした。

なんでまぁこういうアメリカ映画の警察モノは、内部が汚職していて、FBIは冷酷なだけの無能なんでしょうねえ。
FBIが冷酷ですぐ民間人そっちのけで突撃したがるのはダイ・ハードぐらいからの伝統だったりするのか。
ウサミ

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