幽霊が見えてしまう孤独な主人公、八雲御子が事故物件に住むことで物件を浄化するルームロンダリングのアルバイトを通じて成長する物語。
自殺や刺殺のこの世に未練残りまくりな幽霊が出て来くる割には1ミリも怖くない、むしろ明るくてほのぼのと楽しいファンタジーコメディでした。
人物設定やハートウォーミングな展開はゆるめでベタな感じですが、池田エライザの魅力爆発＆美術や小道具、作品のこじんまりとした雰囲気が好みのタイプだったので結構楽しかったです。キャストはかなり個性的。オダギリジョーは相変わらずのカッコよさだし、なにより池田エライザが可愛い！ どんな服着ても可愛いし、引越し先でアレコレ物を配置して自分の世界に浸る姿も可愛い。可愛いは正義でありますな… 光宗薫のイタイOL役もピタリで良かったです。
特にコレといって素晴らしい点があるわけではないけど、軽く観れてほのぼのできて、ハッピーな気分になれるいい映画でした。もう上映はほとんど終わってそうですが、興味が湧いた方はぜひ。
余談ですが、これを観たあとにミッションインポッシブル（2回目）を観たら映画のテンションの落差が激しすぎました（笑）
