このレビューはネタバレを含みます
泥棒４人組が忍び込んだ豪邸で、家主の連続殺人鬼に監禁された女性と共に脱出を試みるコメディサスペンス。
コメディというよりは、軽い雰囲気のサスペンスといった感じ。
ゲラゲラ笑えるようなコメディでは無い。
怖いと笑うっていう設定はどうなのだろう。
別にいらなかったと思う。
たまにイラッとしたけれど、許せる範囲だった。
冒頭の女の子の悲鳴が非常に良い。
凄く好きな悲鳴。
手錠で足とベッドが繋がれた密室に閉じ込められているという謎も気になり、一気に惹き込まれた。
その後も泥棒・不倫相手・旦那の５人が鉢合わせという展開も面白い。
本筋に入ると、複数人で泥棒、家主が強い、地下に女性を監禁・・・と「ドントブリーズ」に似た設定。
この手の話は登場人物が１０代で青春要素が入ったりすることが多いと思うのだが、今作は全員が３０代と年齢層が高い。
でも精神的には１０代とあまり変わらず。
ひたすらおバカだった。
殺人鬼に追い駆けまわされる感じかと思いきや、まさかの地下迷路なのは予想外で驚き。
真相も面白かったし、変なコメディ要素を入れない方が良かった気がする。
犯人二人のカメラ越しの笑顔が気持ち悪くて怖くて最高だった。
しかも、その二人が結末で上手く冒頭へ繋がって上手い。
面白かった。
