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スパイダーマン:スパイダーバースのkのレビュー・感想・評価

5.0
そりゅあアカデミー賞獲りますよね。アニメーションらしからぬ映像のクオリティに、それを最大限に引き出すかのようなアクションシーンに「スパイダーマン」という世界的なキャラクターを使ってるんですから、興行的にも批評的にも成功して当たり前でしょう。

映像が3Dアニメーションの枠を超えたクオリティなのに対して、演出的にはアニメーションを意識した点がちらほらと存在していました。例えば、スパイダーセンスの描写や、擬音を文字として表現したり、実写では出来ないことをアニメならではの表現方法で行なっていたのは面白いですね。それだけではなく、純粋な編集技術、カット割りも基本的な点から、テンポの良い面白い点まで振り幅が広いです。戦闘シーンのドン引きからの長回しはもうアニメーションならではの動きながら、映像が非常に鮮明です。これはぜひIMAX 3Dで見てみたいポイントです。

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