あちぴろ

ひまわりのあちぴろのレビュー・感想・評価

ひまわり(1970年製作の映画)
3.8
フィルマークスにはclipしてなかったものの、Huluにお気に入りしてたので、さっき観た「12人の怒れる男」の様な古くても名作をと再生🌻

第二次世界大戦中、イタリアで結婚したアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)とジョバンナ(ソフィア・ローレン)。
深く愛し合った2人だったが、アントニオにソ連への出兵の要請が。
極寒の一面雪の戦地へ送り出すジョバンナだったが、戦争が終わってもアントニオは帰って来ず。一緒に戦地へいた兵士から雪の中で倒れたまま置いて来たことを知り、生きているはずとソ連へと向かうジョバンナ。
一面ひまわりの地にたどり着いたジョバンナだったが、その下には数多くの戦争で犠牲になった人々が埋められていることを知る。
そして、アントニオが住む家へとたどり着くがそこには妻と娘がいて…


タイトルの「ひまわり🌻」がどれほど関係するのかと思ったらこのシーンだけだった。
あれほど愛し合っていた2人が戦争のせいで離れ離れになってしまう。
アントニオを助けたマーシャ(リュドミラ・サベーリエワ)にはなんの落ち度もないし、瀕死だったアントニオは記憶を無くしていたともあったので、戦争が引き起こした悲運としか言いようがない。
とはいえ、アントニオ。
あんたは悪い。あんなに愛したのにどうすることも出来んかったんやろか。
顔を見てすぐに気がつくくらいだったのになぁ。

Wikipediaを読むとそうなのかと思う箇所もいくつかあった。
年数の経過がテロップ出るわけでもないので、老けたという白髪とかでしか判断出来なかった。少なくともマーシャとの間にできた子供の歳から考えるに5〜6年は経ったのかな。

アントニオがジョバンナの元へと来た際にいた赤ちゃんは果たして本当にジョバンナの子供だったんだろうか。
違っていて欲しいなと思うラスト。
音楽はとても良かった。

イタリア、フランス、ソ連、アメリカが製作国という謎。アメリカ??


ただね、名作と呼ばれるほどの映画でしたか?笑
涙無くしては語れないってほど刺さらなくてすいません🙇
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