FumiyaIwashina

15時17分、パリ行きのFumiyaIwashinaのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.5
アメリカの幼なじみ3人の生い立ちとヨーロッパ旅行、そして、テロ犯に立ち向かう様子が本人達によってえがかれている。
前半の子ども時代パートは映画でよくありそうな展開。その後は大半が旅行シーンだが、特段すごいことがあるわけでもなく、日本の観光地でも見かけそうなアメリカ人観光客といった感じ。それでも、退屈せずにぐいぐい引き込まれていく感じは本人たちの演技が自然だからなのか。ここは久しぶりにイーストウッドらしさを感じた。
あの時、あの場所に軍人が二人も居たというのはある意味不幸中の幸い。見せ場が多いわけでもなく、一般人が見てすぐに真似できるようなものではないけど、本人たちの出演でこの出来事をえがいたという事実にこの映画は尽きるだろう。