ユダヤ人収容所において、ナチス将校の欲望の捌け口にされていたルチア（シャーロット・ランプリング）
時は経ち１９５７年ウィーン。
ナチス将校だったマックス（ダーク・ボガード）とルチアは偶然再会、互いに激しく求め合うのだが…。
無修正ノーカット完全版を観たのだが、通常版との違いがよくわからない。
国内規制でボカシがあったとか、、そういうことかな…。
もしかすると以前観たのもこのverかな…。
ショートカットにナチ軍帽を被り、トップレスにサスペンダー、オペラグローブのスタイルで踊り、唄うシーンがやはり印象的。
♪《Wenn Ich Mir Was Wunschen Durfte》
アコーディオン、ピアノ、ヴァイオリンの冷たく渇いた音色。
この陰鬱な雰囲気。
贈り物の中身には絶句した…。
繊細で官能的な描写。
ルチアの美しくもあり、悲哀のある姿。
二人は、この結末をどこかで望んでいたのだろうか。
