愛と憎しみの同位性や同相性を、運命的に(つまりは偶然として)結ばれた1組の男女の濃密な愛憎と、ナチズムを中心としたオーストリア現代史の「もつれ」に重ね合わせながら描いた傑作のように思う。
そのため…
1957年、冬のウィーン。元ナチスの親衛隊・マックスは、身分を隠してホテルのフロント係として働いている。
ある日、若手指揮者アザートンの妻・ルチアがホテルを訪れた。
彼女はかつてマックスが収容所で弄…
シャーロットランプリングの声と美しさに驚愕。
フィクションとは言え、反吐が出そうな描写、戦時下はもっと酷いことがまかり通っていたんだろう。
公開当時はどんな感じだったんだろう。かなりの問題作。
この…
3回目の鑑賞。感情移入は出来ないけど、観るほどに好きになる。
恋愛映画じゃなくて、悲しくてある意味恐ろしい反戦映画。
僕の天使。変態にすぎない。
そしてルチアの心身に刻み込まれてしまった倒錯の記憶。…
●2025年8月3日、チャットGPTに質問「映像作品とかでアダルト作品とアダルトじゃない作品の間のニッチな世界はないのか?」したらオススメされた映画のひとつ。
「愛の嵐ーラスト·タンゴ·イン·パリ…
1957年ウィーン、マックスはホテルのフロントで働いている。ある日彼はホテルに客として現れた美しい人妻ルチアを見て激しく動揺する。彼にはひた隠しにしている過去があった。
少女時代を奪われたルチアは…
随分と長い間、手元にあるこのジャケットのポストカード。友人からいただいたカード。作品への忌避感も抱きつつ、異様で不快なのにとても美しいと感じていた。
これまで幾つか観てきたホロコーストという暴虐の歴…
シャーロットランプリングは年をとってからの映画しか見たことなかったし、三白眼で皮肉っぽい顔をしてるので「まさか少女時代があったとは!」とちと衝撃でした。
ナチスの出る映画って暗くてでもかっこいい感…