FumiyaIwashina

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのFumiyaIwashinaのレビュー・感想・評価

3.7
国内でのテロ事件をメキシコからの不法入国者によるものと考えた政府は、メキシコの麻薬カルテル間で戦争を引き起こし混乱に陥れる作戦を立てる。そこで、再びアレハンドロへ白羽の矢が立つ。
今回は序盤からベニチオ・デル・トロの存在感が絶大。手段を選ばずに作戦を押し進めていく。しかし、後半は孤立して苦境に陥るが、そこでの生命力もすさまじいものだった。
前回のヴィルヌーヴ作品のような空気感を残しながら、アクションシーンも増えているため、見応えも十分。ただ、その一方でストーリー展開に強引なところも少しあった。アレハンドロもマットも人間味が少し出てきている。