このレビューはネタバレを含みます
「家族って何ですか?」
本当の家族、嘘の家族
普通の家族、普通じゃない家族
“捨てたんじゃないです。誰かが捨てたのを拾ったんです。捨てた人っていうのは、他にいるんじゃないですか?”
目を背けたくなるようなシーンもありましたが、これは直視しなければいけないと自分に言い聞かせました。
ここまで映画に入り込んだのは久々かもしれません。
それは出演者全員が素晴らしかったから。
ただの一人も半端な演技をしている人がいなかったから。
気を張っていたのか、ラストカットから暗転したと同時に涙が溢れた。
りんちゃんが背伸びして見ようとしたのは…。
駄菓子屋の主人
「妹にはさせんなよ」
ゲーム感覚で罪悪感が薄れていた祥太を変えた一言。ターニングポイント。頭ごなしに怒るのではなく、こういうのが一番効くんだなと。