試写会にて鑑賞。
うーん、可もなく不可もなくって感じかなー。
ドキュメンタリーっぽい感じやけど、あまりにも普通すぎるし、ラスト意外とあっさり終わっちゃう感じ。
北朝鮮をロックした日という題名に結構期待していたが、そもそもライバッハを知らなかったのもあまりのめり込めなかった要因かな。
あと別にロックできてる感はそんなにない。笑
内容は、スロベニアの有名ロックバンドのライバッハがまさかの北朝鮮でライブを行うことに。
海外バンドが北朝鮮でライブするのは史上初。
しかもライバッハは、ファシズムを非難するようなわりと過激な曲が多く、一触即発感が半端なさそうで、北朝鮮側はなぜ彼らを呼んだのか、全然理解できない。
意外と北朝鮮の一部を垣間見れることができたのは、そこに関心があった自分にとってはよかった。
普段共産主義国家として、基本的に言われたことしかしない、できない人ばかりだからこそ、全然融通が効かない感じとか準備が全然進まない感じとか責任取りたがらないところとか、そりゃこうなるよねってのが至るところで感じられた。
そこに苛々するライバッハのメンバーやプロデューサーなどはいたけど、無事特に大きな争いなく無事にライブをすることができ終了。
とにかく外からの情報をシャットアウトされている北朝鮮民にとっては、なかなかの衝撃な音楽だったであろう。
作中で、北朝鮮が共産主義の中でも、支配されている中でもまだ幸せそうであると言ってることが何度かあったが、そこが表しか見られてないがゆえの誤算だろうなと。
そりゃあ映画で裏側まではなかなか見せられないよなーと思いつつ、その実態を知りたいんだよなーと思った。
ライバッハの曲はかなり脳裏に焼きつく。
