クリンクル

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのクリンクルのレビュー・感想・評価

5.0
ジャパンプレミアにて

映画マニアではあるけれども映画そのものを描くことはなかったタランティーノ
ついに映画でフィクションを語る

イングロリアスバスターズでは映画の力でナチを殺し、ジャンゴでは映画の中で復讐、ヘイトフルエイトではそれがフィクションであるとわかっていても心を突き動かす事を描いてきた
近作はこのフィクションであることをテーマにして描いてきたが、本作はその最終地点にある作品だと思う
その結論は映画へのこれ以上ない愛
タラちゃんには死ぬまで映画を撮って欲しいしもっともっと観たいけれど、これが最終作ならこれほど美しい終わり方はない