焦げすーも

クリード 炎の宿敵の焦げすーものレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.0
ほとんど台詞のない息子ドラゴに感情移入してしまうとは、上映前には全く思いもよらなかった。
クリードとの再戦で、ダウンを食らうと国にも見放され、母からも再び捨てられて・・という闘いの行く末を直視できないくらいの状況。
心の中の声援「クリード打て打て!!いいぞダウンだ!潰せ!(からの)→ドラゴもういい・・誰かのために立たなくていいんだぞ、頼むからやめてくれよ。」
ものすごい落差でドラゴ目線に。ドラゴ目線だとギリギリの一線で救いようのある決着の仕方だったと思う。ロッキー4での因縁も回収できているしね。

1での擬似親子としてロッキーとアドニスとの繋がりは今作では友情として深まりあうとともに、2人ともに覚悟を決めて実の家族と向き合う展開も胸が熱くなった。

とはいえ、クリード1と比べると高揚感ゼロのシーンが中盤に続きやや垂れたのは確か。音楽も1の方が圧倒的に良い。
重いシーンで中盤垂れてからのクライマックス最高、過去作との連携は見事、アクション部分アガる、となるとまるっきりスターウォーズ ローグワンと同じやんけ!!
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