Maki

クリード 炎の宿敵のMakiのネタバレレビュー・内容・結末

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

原題:Creed II
公開:2019年
鑑賞:動画配信
鑑賞:劇場2D

昨年
ロッキー・シリーズの知識ほとんどないまま
いきなり前作【クリード】を観て感動した後
ロッキー・シリーズ一挙放送すべて視聴して
ロッキーやアポロの生き様を脳内に叩き込み
仕上げに前日【クリード】を観直し準備万全。

【ロッキー4 炎の友情】のドラゴ戦は33年前?
当時からのリアルタイムロッキーファンには
到底及ばなくとも私なりのワクワクは止まず。



で…うん!よかったです♪
そりゃベタといえばベタ展開でしょうけれど
主要人物みな辛苦を抱えて胸に想いを秘めて
挑んできたことやこれからも挑み続けること
なにもかもをひっくるめて詰め込んだ集大成。
届かなかったり遂げられなかったことだって
あれもこれもまだまだこれからだって想えた。

決戦の中盤 彼らは
アドニスとヴィクターはロッキーとイワンは
どうして…なんのために戦っているんだろう?
そう頭をよぎった瞬間 鳴り響く往年の名曲!
いいから観るんだ。観逃すなよ。観届けろよ。
そこでもう…ぶわっと(≧△≦)




▼ ▼ ▼ ネタバレあり ▼ ▼ ▼




・ロッキー。「快調だよ」って癌は克服?
・心が綺麗なひとにしか見えない家事ロボット復活(違)
・本人不在もジム看板で存在アピールしまくるアポロ

・やっと生まれた娘アマーラの聴力。数年前…私の知人のお子さんもそうだったので重ねて辛くなった
・洞察力と根回しに長けた裏ボス メアリー・アン。母のような彼女も父のようなロッキーもアドニスと血縁がないのに彼らは紛れもなく家族なんだ。たしなめたり反発したり手を離したりしても最後に集まり見守り声を枯らすの。その輪に加わるビアンカとアマーラ。挫けないで。
・決戦で入場するアドニスを 歌いながら先導するビアンカのかっこよさ。アドニスだけでなく己も娘をも鼓舞する歌声。

・試合中 母親が退席したのに気づいて狼狽するヴィクター。やはり試合中 妻に退席されたイワンの虚しさがダブる。父子揃って嗚呼。
・冷徹に鍛えあげた息子の苦しむ姿を観てイワンがタオル投入。タオルTKOってロッキー&クリードで初めてじゃないかな。かつてタオル投入できずにアポロを見殺しにしたロッキーの後悔(伏線)が33年後に昇華(回収)されるなんて… そしてそれはドラゴ親子にとって復讐や勝利や戴冠よりも大きな価値があったに違いない。泣けた。
・アドニスがアポロのもとへ
・イワンとヴィクターが練習を再開…もう(>д<)
・ロッキーとロバートがやっと再会…もう(>д<)
 パンフによるとロッキーが手にしていた幼いロバートの写真。それはスタローンの実子(ロッキー5でロバートを演じたセイジ・スタローン。5年前に亡くなっていたとは知らず…ごめんなさい)の姿だったと。あとから知って…もう(>д<)
 
● 余談
・俳優さんの顔覚えるの苦手でして。マイケル・B・ジョーダンって【ブラック・パンサー】で初見と想ってたら…昔観た【クロニクル】の超能力高校生三人組の彼だったのかー。佇まいも肉体もご立派になられて(・∀・)
・同じく音信不通だった息子ロバート役マイロ・ヴィンティミリア。【HEROES】の主役ピーター・ペトレリ や 【THIS IS US】の父役の?どっちもドラマも観てたのにーええええ気づかなかった。ていうか【ロッキー・ザ・ファイナル】で気づけよ私(*´д`)o
・シルヴェスター・スタローンを劇場で観たのじつは初めてかも
・若きイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)を先日観たばかりで。しかも彼の映画ほとんど未見だから 33年の重みに驚いた。意図的にボロボロメイク演技だったそうですが
・ブリジット・ニールセン…55歳で出産ニュースあって驚いたばかり。凄いね。出るのね…というかオファーしたのね。出番は少なくとも意味深い役柄だった
・ビアンカ…指パッチンの被害を免れヾ( ̄д ̄;)オイ しかし最近観てる映画やドラマでテッサ・トンプソン出演率が高くて 人気だなあ

レビュー書いていたらまた観たくなったよ。


#クリード
#クリード2
#クリード炎の宿敵
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