KOUSAKA

イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語のKOUSAKAのレビュー・感想・評価

3.6
前情報入れずに観ましたが、ザ・スミスを結成するまでの「前史」のお話だったんですね。そういう意味でも、あのラストシーンはすごく良かったです。ここから始まったんやね~(しみじみ)😭😭

・・っていうか、モリッシー、女性にモテモテでビックリしたぞ‼️😆もうちょっとしっかりしろよ~、って思うところも多々ありますが、何か憎めないところも確かにあるから、そういうところが女性からすると何か放っておけないのかもしれませんね~。

モリッシーは、とにかく人とのコミュニケーションが苦手なんで、仕事はおろか、普段の生活を営むことすら危うい感じ。それなのに、皮肉屋で人を見下すような態度を取ったりするところなんて、まあ若気の至りというか😅でも、みんな誰しも若い頃に多かれ少なかれそんなシニカルな態度を取った経験ってある気がするので、他人事ではない感じというか、ちょっとむず痒いような、小っ恥ずかしいような気持ちになりながらの鑑賞でした☺️

そんなモリッシーだけど、「言葉」と「音楽」への自分だけのこだわりを貫いているところは何度も描かれていて、その「強度」こそが後のキャリアにつながってることを考えると、とにかく心を打つものがありました😭でも、ビリーがモリッシーの部屋で古い7インチを手に取って「これ、ウチのお袋が好きなんだよ」って言った時に、モリッシーが「ウチも」って誤魔化したところはちょっと可愛かったぞ🤣

ジャック・ロウデン、ちょっとイケメンすぎる!とは思ったものの😆とにかく作品全体からザ・スミスやモリッシーへの敬意を感じられる誠実な作りだと思いました。こんな社会不適応者が、世界の側の価値観を反転させて、天下を取ってしまえるのがロックという音楽の素晴らしさであり本質であるということに気付かされる作品だと思いました👍👍
KOUSAKA

KOUSAKA