イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語の作品情報・感想・評価

上映館(7館)

「イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語」に投稿された感想・評価

autsnich

autsnichの感想・評価

4.0
喘息とゲームオブスローンズノルマでしばらく映画館から遠ざかっていましたよ…
短めの映画を探してて、そういえば予告面白そうだったなぁ、と。音楽の映画は無条件で好き…
最初イケメンすぎて目立ちすぎてクラクラしたけど、モリッシーじゃなくても良いような気もしたけど、
世の中とうまく行かないなあ場違いな感じがするなあと、少しでも思ったことのある人は一緒に泣いちゃうと思うよ、、。
世の中とガチッと組み合わない人ほど、生きてくれなきゃね。
the smithsはリアルタイムで流行ってたけどアルバム1枚しかちゃんと聞いてない。その中でもpaint a vulgar pictureって曲が一番好きだった。美しくて透明なセミアコギターのメロディに乗せたモリッシーの詩は音楽業界への痛烈な批判だったから少しビックリした覚えがある。
そして若かりし日のモリッシー。才能があって批評する能力があるけど、つまらない日常を送っている市井の人々をみんなアホだと思っているようないけ好かない野郎だった。いくらなんでもサボりすぎだし。それでも屋上の居場所を上司にチクったバカ女に負けるなって、知らない間に応援してたし、美大の彼女や、不本意にも裏切るような形になってしまったギターの彼も、モリッシーのことをずっと気にして応援してる。不思議な魅力がある人なんだろうな。
ライブシーンの多くにオールディーズの曲がかぶってるのは、あのセリフの暗示なのかな。レコード変えなくても好きなもんは好きでいいんだね。部屋のレコードをジョニーマーが褒めてくれて、そのあとのセミアコがすごく良かった。
頑張ってもできないってあるよなって共感したけど、何かする不安より何もしない安心を取ったみたいなこと言われて、自分の人生叱られてるみたいで、ちょっとへこんだ。
今更どうにもなんないことも多いけど、せめて意味なくぼやーとムダに過ごしてるような時間を少なくして楽しいことに当てるようちょっと頑張ってみようと検討違いな決意をしたのである。
ジャック・ロウデン目当てで行ったのですが、想像以上に面白かったです😊

モリッシーとジャックのイメージが全く違ったので心配だったのですが、逆に大柄で華のある彼のスター性やチャーミングさが、倦怠感の強い作品を引っ張っているというか、とてもバランスのとれたセンスのいい作品でした。

モリッシーのお母さんの包容力、器の大きさには感動します。こんな母親になりたい.......

それにしてもジャック・ロウデン、横顔が綺麗すぎて本当に見とれてしまう。
この役をここまで演じきるのだから、これからもっと出世してほしいし、きっとするんだろうな~。
ダンケルク若手組恐るべし!
王甘

王甘の感想・評価

4.1
自分にとってモリッシーの存在は大きいと改めて認識した次第。

嘘のない剥き出しの言葉だからこそ、簡単に口にできない……ということが分かってくれれば良い
Kota

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3.9
“この世界は僕に相応しくない。–だったらあなたの世界を作って。あなたは世界に一人で、ありのままでいるだけで既に特別なの。それを信じて戦って。”

80年代のバンド、ザ・スミスのボーカルモリッシーがザ・スミスを組むより全然前の話。閉鎖的なイギリスで社会に適合できず、人付き合いも下手で芸術だけを信じていたが打ち砕かれて、それでもなお自分を信じて進んでいく彼を描く。タイトルの“England is mine”は実際のザ・スミスの曲の歌詞から。

実はザ・スミスというバンドを知らなかったから見る前に予習も兼ねて聞いて、のっぺりとした声と哲学てきな歌詞によく分かんないなって感じだったけど、映画だとモリッシーという人となりが分かって全然歌に深みがでた。部屋に置いてある本や、レコードでその人のセンスがわかる感じは映画のDVDででも同じだよね。

そして何より目当ては“ダンケルク”のイケメンパイロットでおなじみジャック・ロウデン兄さんなんけだけど、この映画のコミュ症な役がハマりすぎてて堪らなかった。顔面偏差値が高いだけじゃなくて演技も上手いとは今後が恐ろしいな…。音楽モノなのにライブシーンが一回しかないところや、特に大きな出来事もなく淡々と進んでいくのが、ド派手な“ボヘミアン・ラプソディ”とは違ってまた味があって良い。最後のワイドショットの連続と、冒頭に書いたお母さんの言葉が好き。
Ricard

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3.3
イギリスのバンドThe Smiths の結成するまでを描いた作品。

The smiths のことを深く知らないで行った俺も悪いけど、それでもつかみどころのない映画やったかなと。目の付け所は面白いけど、1本の映画となるとどうしても題材が弱かった気がする。

主人公のキャラは面白かったかなー、
空気感が淡い青色と薄いコーラルやオレンジで、モリッシーを優しく包んでいた。

モリッシーは、人付き合いが下手で不器用、繊細、批判的。あまりに自分で心が痛んだが共感した
SatoshiIto

SatoshiItoの感想・評価

4.0
大学時代もいた。

自分でライブやって友達とかが来るけど、自分では絶対に友達のライブには行かないやつ。
きっとモリッシーはそういうやつで、でも大成するのはそういうやつ。
それが最高だ。

映画は、そんな自意識過剰君が芽生えた頃の葛藤や苦悩が描かれていて、でも、そんな苦悩や葛藤も、側から見れば最低としか言いようのないもので、さらに周りの女性には素晴らしく恵まれているという、最低で最高なモリッシーが描かれていて最高だった。

Am I still ill ?
24ハラ

24ハラの感想・評価

3.5
この世界は僕には向いてないって、痛いほどわかって涙が出た。煌びやかなシーンの少なさがすごくわたしは好きだった。あとジャック・ロウデンがイケメンすぎてため息が止まらない。
pnz

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3.7
“You just have to be who you are”

主演のジャクロ目当てでした。またいい作品に出会えた。

内容としてはページ上部に書いてあるあらすじが全てなんだけど、挫折の繰り返しの部分は観ていて自分の現状に重なるところがあったりして少し苦しい。

そんな中でもモリッシーが音楽を続けられたのは母の愛があったからだと思う。最初に書いた台詞はモリッシーのお母さんがモリッシーに語りかける台詞。

「あなたのレプリカは存在しない。あなたはあなたのままで特別なの」

たしか字幕こんな感じだったと思うんだけど、私はこの台詞にものすごく救われた。涙が出た。漠然としてるけど、ああ、生きてていいんだなって。

人生に行き詰まってるときに見返したくなる作品。
起承転結がしっかりあるわけではないから、きちんとしたまとまりを求める人には向かないかも。

ザ・スミスの音楽を知らずに行ったけど、彼のその先を知りたくなるいい作り。音楽も素敵だったな〜!初ギグのときの曲、特に好きです。

本国版のポスター(曇りガラスっぽいやつ)上手いなぁ。
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